夜の街を 息を殺して歩く
誰にも見つからないように 固く手を握り締めて

横目で見やった喫茶店
薄暗い店の中で
いくつもの寂しい目だけがひんやり光って
まるでホタルみたいだ 僕はつぶやく

僕だけは孤独じゃない
君だけは孤独じゃない
ふたりでいるために
どんな犠牲も払ってきた

手をとり 遠くへ逃げよう
僕達を引き裂かんとする時の流れから
僕達を変えてしまう成長というものから

夜の風は密度が濃い
今なら どこへでもゆける

手をとり 遠くへ逃げよう
さよならなんて 聴こえないフリさ