蝋燭が僅かに照らす空間に
あなたの穏やかな背中が見える
ほんの少し 頭痛
ここには虚像しかない

どうして想いはいつも暴力的になってしまうの
爪を立て 掻き抱くように愛しいと叫ぶ
それはいつか狂って歪んで
あなたを引き裂く暴力になる

静かな夜を雨の音が犯している
あたしはゆっくりと彼の背中を撫で上げながら
いつかこの想いが
絹のような炎を上げて燃え上がることを祈っている

それは美しく優しいだろうか?
…ただ、それを願うけれど。