やわらかさだけがそのままそこにあって
お前との日々のように遠い
夜空をごらん
お前を手放すのに相応しい姿で
濡れたように美しい暗闇が虚ろに開けている
抱く腕に力をこめても
石のようなお前にわかるだろうか
その髪もいつか 月光に溶け喪われ
咲き乱れる月下美人が眩しく丘を埋め輝いている
私はお前を忘れない
絶望にも似たこの哀しみの刃で
お前の魂の形を刻み続けよう
星も月も 太陽でさえ
この時から輝かなくていい
私はお前を忘れない