あなたの口付けの味も忘れそうな夏の夜に
切なさをかみ締めて
そっと爪を立てた
残ったのは赤い月の影
滲み出るそれは時を止めるほど鮮やか
刹那的な気持ちになったのではないの
ただ永遠が欲しかったの
もし、生まれてから死ぬまでが永遠だというあたしの考えが正しいなら
あたしの体に刻まれて色褪せない傷痕で
あなたを永遠に残せるわね