(ひしゃ)げた愛情をこの手に携えて
歩き続ける
それは鋏のように鋭く誠実を切り刻んで
あたしの正気を殺してしまう

たった一つの言葉を固く胸に抱いて
あたしはやっと眠りに就けたのよ
この夜に星なんて輝かなかった
あたしは真っ暗な空洞の中に取り残されたようだった

捻じ曲がった期待がこの腕の中でぎらぎらと光っている
あたしの諦めを
飲み込み続けた歪みを引きずり出して
あたしはこんな現実を切り刻もうと必死で 必死で刃物を探しているのに
ここいらはタールを流し込んだように真っ暗で真っ黒で何も見えないよ