午前3時
突然の目覚め
死んでしまった君への愛が
亡霊となって 僕の心臓を握り締めている

長い長いがらんどうの中
星の光求め 彷徨うような恋だった
差し伸べられるカンテラや
道行く人が教えてくれる街明かり
目もくれずに求めゆく 永い永い恋だった

あんなに冷たい光の中に
唯一絶対のぬくもりがあると信じたんだ
何万光年追い駆けても辿り着けず
それだけの距離を旅した光に 熱が残っているはずもないのに

(ああ また偽者を掴んでしまった)
(ほら こんな冷たいのが星のわけないだろう)

絶え間なく ふたり だった けれど
どうしようもなく ひとり だった
どの時間を切り取っても 切り取っても

心臓にしがみつく悲しい君の
今にも消えそうに弱々しい指を一本ずつ剥がす
これもね ほら 長い長い恋の終わりに
熱を亡くしてしまったんだ
ここにはもう 誰ものこっていないんだ

(さようならを言うよ)
(どんな本物もいつか 死んでしまうんだ。冷え切ってしまうんだ)

そうして僕は目を閉じ眠りに就く
朝になればすべて忘れてしまうと 知りながら