ただ心細いような気持ちでここにいる

誰もがいつまでもどこまでも一人で
誰もがいつまでもどこまでも弱くて
そんなことは知っていて 思い知っていて
それでもどうして今 こうして握り締める君の手を
こんなにも強く堅く 確かに感じてしまうんだろう

あたしはひとりぼっちであの果てに行くよ
君を置いて たったひとりぼっちで歩き出すよ
たどり着く頃にはきっともう
あたしは白くてかさかさの小さな骨になってしまう
そのことが君に届く頃にはきっともう
白い粉になって消えてしまう

悲しみだけが強く強く刻まれるのは
あたし達の心が優しさに折れてしまうから
優しさはナイフのように心を抉ってしまうのよ
その心地よさはただの幻なのよ

独りぼっちになる時初めて伝わる痛みが
優しさの 本当の手ごたえ。